今年最後のAmazonブラックフライデーは11月24日(金)0:00~12月1日(金曜)23:59

電気代が半額?ノーベル賞候補のペロブスカイト太陽電池☆日本の技術

当ページのリンクには広告が含まれていることがあります。
  • URLをコピーしました!

このニュースは、6月11日のTV番組のシューイチで放送されました。

これはペロブスカイト太陽電池と言って、室内の明かりでも発電するそうで、
世界が注目しています。実用化できれば、電気代が半額くらいになるそうです。

これは岸田総理も今年4月に、「この新しい太陽電池は、
2030年を待たずに日本で実装できるように目指す」と実際に言われていました。

では詳細をご紹介します。

目次

ペロブスカイトの研究の開発者は誰?

これを開発したのは、桐蔭横浜大学の 宮坂 力 特任教授です。

そして研究しているのは、教授と同大学の大学院生達です。

そもそもは、2005年に宮坂教授の研究チームが開発を始めました。

この研究は、まさにノーベル賞候補であって、今は世界中でも研究されているのだそうです。

従来の太陽電池の場合で、晴れの日を100%とすると、

発電量が約40%~60%まで低下するのですが、

今では、どんよりとした天気でも負けない次世代型太陽電池が、もう研究されているのです。

「ペロブスライト太陽電池」の特徴は?

もう上の画像のような太陽光パネルは要らなくなりますね。未来は楽しい。

ペロブスカイト太陽電池】の驚くべき実力とは?


1・少ない光でも発電&どこでも使える。

2・簡単に作れる製造方法

今までの太陽光電池は、太陽の光を燦燦と浴びないと電気が作れなかったのですが、

ペロブスカイト太陽電池は、なんと屋内でも使えるのだそうです。

壁でもいいし、ろうそくの光でも良いそうです。

プロブスカイトの原料は何?

プロブスカイトは自然界にある鉱石です。

その鉱石と同じ結晶構造を人工的に作り、素材として使用。

それを使って太陽電池を作っているのです。

これは部屋の中でも外から反射する光で十分に発電して使えます。

プロブスカイトの実力

(上の画像は従来の太陽光パネルです)

例えば、曇り空での発電量の比較をすると、

従来のシリコン太陽電池とプロブスカイト太陽電池だと、

なんと、プロブスカイトの方が2倍の発電量があるそうです。

現在の電気代の原価は?

かつては、1kwhで約25円だったが、今は30円以上になっている。


その価格の高さの要因として、原価1kWhあたりで、石炭の火力発電が約12円。

一方、宮坂教授の試算によると、ペロブスカイトの場合は、6円~7円程度。

ペロブスカイト太陽電池が実用化されると?

電気料金が約半額になるそうです。

電気料金が約半額になる秘密は?  それは製造コストの安さです。

今までのシリコン太陽電池は、高温加工や複雑な工程が多く、大規模な施設が必要でした。

しかも、ペロブスカイト太陽電池を作る主要の原料である、【ヨウ素】生産量が世界第2位なのだそうです。

したがって輸入に頼る必要がないのが強みです。

結局、ペロブスカイトの材料費は、なんと1㎡あたり約200円です。

ペロブスカイト太陽電池の簡単な作り方ご紹介

これは番組内で、宮坂教授の研究室内(十畳ほどの広さ)で、

ここでMCの中山さんに、実際に作り方を指導をされて実演していました。

1・プロブスカイトを溶かしたインク(鮮やかに黄色でした)

この黄色い液体は、ヨウ素や鉛など有機溶媒で溶かした、ペロブルカイト太陽電池の溶液でした。

この液体を縫って乾かすと、結晶ができます。それがプロブスカイトです。

プロブスカイト太陽電池の作り方

1・ガラスのプレートに、この黄色い溶液を垂らして乾かすだけでした。

2・そして均一になるように、回転させます。

3・次に、そこに結晶化を加速する液体を上から注入します。

4・そのガラスの基盤を今度は、100度のホットプレートに載せる。

5・すると、見る見る間に乾燥して出来上がりです。

6・もうこの基盤で発電します。

7・わずか3分で、ペロブスカイト太陽電池が出来上がりました。

あとは、電気を取り出すための、

プラスとマイナスの電極端子を付けて太陽電池となります。

教授が新たに開発したのは?

なんと、ペロブスカイト太陽電池を作製する、

「インクジェットプリンターです」

これがもっと普及すれば、家庭で太陽電池を作れるかもしれないのです。

実際にテレビでは、ペロブスカイトのインクで、

プラスティック基盤に印刷している様子が放送されました。

実際にはどんな使い方ができるの?

例えば、農業用のビニールハウスでは、上で発電、下で栽培ができるようになるそうです

他にもスマホや、空調作業服、災害用テントなど、様々な分野で生かしたいとのことです。

今後の日本の課題は?

海外ではすでにプロブスカイトをスーパーの照明や値札に使っているところもある。

これから海外との競争での課題は、海外で3万人が研究しているが、

日本は千人もいないかもしれない。

人手が足りなくて、世界との競争に勝てない。

今後は研究者をいかに増やすかがカギとなる。

そして、いかに研究を加速するか?ということが大事になってくる。

人材の育成が一番大事だそうです。

私たちにできる節電はあるの?

このプロブスカイト太陽電池が実用化されるのは、結構時間がかかりそうですね。

すると、せめてスマホくらいは太陽光で発電させて利用したいですね。

毎日のことですから、私も調べてみました。

家庭でできる節電

  1. 待機電力の削減
  2. 照明や家電の使い方の見直し
  3. 冷蔵庫内にある温度設定を「強」から「中」にする
  4. 食品を詰め込みすぎないようにする。でも冷凍庫は隙間を作らないように詰める。
  5. 炊飯前に30分浸水することで、炊飯速度を早め、消費電力を低減する
  6. コンセントを繋いでいるだけで家庭の電力消費の7.4%を占めているため、使用していない家電はコンセントから抜く
  7. ウォシュレットの回数は減らす。夏の便座の電源は抜く。
    冷たいのが嫌な方は便座シートを使う。
  8. 天井の電球はなるべくLED電球に変える。
  9. 冬の暖房はなるべく個別にする。
    部屋全体を暖めるよりも、各自が着る電気毛布のような暖房具を使う。
    湯たんぽなどを活用。
  10. エアコンの節約はほどほどに。熱中症にかかると医療費が高い。
  11. 水分を沢山摂取することが熱中症予防になる。
  12. 出来るだけエアコンは1部屋集中。
  13. なるべくエアコンの効いている施設に出向くのは賛成。
  14. 自宅にいるなら行水は良い。
  15. 在宅中は極力薄着。

恐らくこれを読んでいる皆様の方が節電上手かと思います。

自分ながらどれを実行できるか?やってみてまた記事をUPします。

未来の電気は明るいようですね。

原子力を使わない世の中になりますように願っています。

まとめ

夢のようなこのプロブスカイト太陽発電を、一刻も早く社会にデビューさせてほしいものです。

これこそ人々を助けて、幸せにしてくれるものですね。待ち遠しいです。

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

  • URLをコピーしました!
目次